February 2022
Intermediate to advanced
560 pages
8h 5m
Japanese
本書のレシピでは、2003年にISO SQL標準に追加されたウィンドウ関数とベンダ固有のウィンドウ関数を最大限に活用しています。この付録は、ウィンドウ関数の働きの概要を示すことを目的としています。ウィンドウ関数を使うと、通常は難しい多くのタスク(つまり、標準SQLを使って解決するのが難しいタスク)がかなり簡単になります。利用できるウィンドウ関数の一覧、詳しい構文、動作の詳細説明はベンダのマニュアルを参照してください。
ウィンドウ関数に取りかかる前に、SQLでグループ化がどのように機能するかを理解することがとても重要です。グループ化の概念のせいで、SQLの習得が難しくなってしまう場合があります。問題は、GROUP BY句の働きやGROUP BYを使ったときにクエリがある結果を返す理由を完全に理解していないことから生じます。
簡単に言うと、グループ化は行をまとめる方法です。クエリでGROUP BYを使うと、結果セットの行はグループとなり、指定した1つ以上の列の値が同じ1つ以上の行を表します。これが要点です。
グループが特定の列の値が同じ1つ以上の行を表す一意の行にすぎなければ、EMPテーブルでのグループの実例としては、「部署10の全従業員」(この従業員を同じグループにする共通の値はDEPTNO=10です)や「全事務員」(この従業員を同じグループにする共通の値はJOB='CLERK'です)などがあります。次のクエリを考えてください。最初のクエリは、部署10の全従業員を示します。2番目のクエリは部署10の従業員をグループ化し、グループに関する情報(グループ内の行(メンバー)数、最高給与、最低給与)を返します。
select deptno,ename ...Read now
Unlock full access