
Chapter 3 クラウドプラットフォームとインフラセキュリティ
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• Open Policy Agent(OPA)
※50
OPAはCloud Native Computing Foundation(CNCF)がホストするオープンソースの汎用ポリシーエンジンで、
インフラ構成管理を含むさまざまなシステムでポリシーを一貫して適用できるように設計されています。ポリシーをコー
ドとして記述し、入力となる構成データに対して評価を行うことで、条件違反を検出したり許可、拒否の判断を下したり
できます。たとえば、
Terraform計画内容(terraform planコマンドの結果)を OPAに渡し、「許可されていないポー
トが開放されていないか」「タグ命名規則に従っているか」といったルールをチェックする用途で使われます。
OPA自体
は汎用エンジンなので、
KubernetesのAdmission Controller(Gatekeeper)によるリソース検証や、CIパイプライ
ン内での
IaCコードスキャンなど幅広い場面で Policy as Codeを実現できます。
• HashiCorp Sentinel
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HashiCorp SentinelはHashiCorp社が提供するポリシーコードフレームワークで、Terraform Enterprise / Cloud
に統合されています。Sentinelを使うとTerraformの実行(plan / apply)の過程で独自ポリシーによる検証を挟み、
違反があれば適用を停止するといったことが可能です。 ...