February 2022
Intermediate to advanced
632 pages
10h 1m
Japanese
SDN(Software Defined Networking)という言葉を聞いたことがあるでしょうか。あるいは、ここ数年のSDNブームに巻き込まれているでしょうか。答えがどちらであっても、問題ありません。SDNの隆盛に端を発したネットワーク自動化とプログラマビリティについて、本書が基礎的なトピックをすべて網羅します。この章ではまず、SDNに注目しながらネットワーク業界の現状を紹介します。SDNの重要性や、今日のネットワーキングをめぐる世界でのSDNの意義を明らかにします。SDNがメインストリームに現れて、ネットワーク自動化とプログラマビリティでのトレンドとなるに至った経緯についての解説から始めましょう。
ネットワーク業界に起こっているすべての変化に関わっている人を1人だけ挙げるなら、それはMartin Casadoです。彼は今、Andreessen Horowitzでゼネラルパートナー兼ベンチャーキャピタリストという役職に就いています。かつてはVMwareのNetworking and Security Business Unitで、VMwareフェローや上級副社長そしてゼネラルマネージャーを歴任してきました。彼はこの業界に大きな影響を与えています。自身による直接的な貢献(OpenFlowやNicira)だけでなく、現場の人々を啓蒙し、ネットワークの運用や即応性そして管理のしやすさには変化が必要だと説いています。これらの点について、少し詳しく見てみることにします。
さまざまな議論はありますが、SDNブームの中で最初に生まれた主要プロトコルがOpenFlowです。Martin Casadoがスタンフォード大学でNick ...
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