February 2022
Intermediate to advanced
632 pages
10h 1m
Japanese
この章では議論の方向性を少し変えてみましょう。これまでの章ではネットワーク自動化に適用することを目標に、それぞれのツールや仕組みについて詳しく紹介してきました。しかしながら、輝かしい最新のツールを使いこなすことがネットワーク自動化のすべてではありません。ツールは、より大きな全体像の中における1つの要素に過ぎません。
この章での目標は、ネットワークにおける運用や管理のプロセスを最適化することです。この章では、これまでの章で学んだツールや仕組みに関する知識を活用し、さまざまな規模のネットワークに対して運用者が直面するリアルな難題に取り組むための指針となることを目指します。具体的には、以下のような問いへの答えを示します。
ネットワークは、ITのすべての領域に結びついています。障害や意図しないポリシー変更が発生すると、ネットワークを利用するすべての環境に影響が及びます。今日では、ネットワークが幅広く普及したがゆえに、ITのみならずビジネス全体からネットワークの存在を意識されることがなくなりつつあり、ネットワークがいつでも正しく機能していて当然だと思われがちです。ビジネスで必要とされるサービスやアプリケーションは常にアクセス可能な状態であることが前提とされるようになり、ネットワークにはかつてないほどの柔軟性と即応性が求めらるようになりました。 ...
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