October 2023
Intermediate to advanced
336 pages
4h 31m
Japanese
入力と出力(I/O)はあらゆるプログラムに欠かせないものです。本章ではデータのエンコーディング、コマンドラインオプション、環境変数、ファイルI/O、データ直列化など、PythonにおけるI/Oの要点について説明します。特に、適切なI/O処理を行うために必要なテクニックと抽象化に焦点を当てます。本章の最後では、I/Oに関する標準ライブラリの概要を説明します。
I/Oの主な問題は外部との境界にあります。外部と通信するには、データを適切に表現してそれを操作できるようにする必要があります。Pythonにおける最も低レベルなデータ型は、特定の意味や形式が指定されていない任意のデータを表すバイトと、Unicode文字を表すテキストの2つです。
バイトを表す組み込みデータ型としてbytesとbytearrayがあります。bytesは整数であるバイト値からなるイミュータブルなシーケンスです。bytearrayはバイトとリストを組み合わせたような動きをするミュータブルな配列です。bytearrayはミュータブルなので、断片からデータを組み立てるといった場合に、漸進的な方法でバイトを構築するのに向いています。次の例は、bytesとbytearrayの機能を説明するものです。
# バイトリテラル a = b"hello" # 整数のリストからバイトを生成する b = bytes([0x68, 0x65, 0x6C, 0x6C, 0x6F]) # 断片からbytearrayを生成する c = bytearray() c.extend(b"world") # c = bytearray(b"world") c.append(0x21) # c = bytearray(b"world!") ...
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