March 2023
Intermediate to advanced
384 pages
5h 30m
Japanese
テストはコードベースに構築できるもっとも重要なセーフティネットの1つだ。コードに変更を加えた後にすべてのテストが成功すれば大きな安心感が得られる。しかし、テストに費やす時間を最大限活用するのは難しい。テストが多すぎるとそれが負担となり機能追加よりもテストの保守に時間を費やすことになる。逆にテストが少なすぎると本番環境に破滅的な事故の要因を持ち込むことになる。
この章は、テスト戦略に焦点を当てる。テストを分類し、どのテストを書くべきかを説明する。テストに関するPythonのベストプラクティスにも焦点を当て、一般的なテスト戦略をPythonに特化して説明する。
テストを書く前にテスト戦略を決める必要がある。テスト戦略とはリスク軽減のためにソフトウェアテストにどれだけ時間と労力を費やすかに関する計画である。テスト戦略はどのようなテストを書くか、どのように書くか、どれぐらい時間をかけてテストを書くか(そして保守するか)に影響を及ぼす。テスト戦略は人それぞれだが、どれも似た形となる。つまり、システムに関する質問とそれに対する回答をリストにしたものだ。たとえば、カロリー計算アプリケーションを実装する場合、以下がテスト戦略の一部となるだろう。
システムは期待通りに動作するか 書くべきテスト(自動―毎日実行) 受け入れテスト: 1日のカロリーへのカロリーの加算 受け入れテスト: 日付が変わったらカロリーをリセットする 受け入れテスト: 指定された範囲でのカロリーの集計 ユニットテスト: 境界条件 ユニットテスト: ハッピーパス このアプリケーションは、大規模なユーザベースで使えるか 書くべきテスト(自動―毎週実行) 相互運用性テスト: スマートフォン(iPhone、Androidその他) ...
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