April 2020
Intermediate to advanced
352 pages
4h 11m
Japanese
マルウェアの侵入やその他の活動は、ファイルシステムの変更によって検知できることが多い。暗号学的ハッシュ関数の機能や小さなコマンドラインのツールを用いることで、追加、削除、変更されたファイルを特定することができる。このテクニックはサーバや組み込みシステムなど、通常それほどファイルの変更が行われないシステムにおいて有用である。
本章では、ファイルシステムのベースラインを作成した上で、システムの最新状況と比較することで、追加、削除、変更されたファイルを特定するためのツールを作成する。以下の要件を記述する。
本章では、ファイル比較を行うsdiffを紹介する。
sdiffコマンドは2つのファイルを比較し、差異を出力する。
-a-i-s-w2つのファイルを比較し、差異のある行だけを出力する。
sdiff -s file1.txt file2.txt
ファイルシステムのベースラインの取得作業には、システムに存在する各ファイルのメッセージダイジェスト(ハッシュ値)の算出および結果のファイルへの記録が含まれる。これを行うためには、 ...
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