April 2020
Intermediate to advanced
352 pages
4h 11m
Japanese
宮本 久仁男
本付録は日本語版オリジナルの記事である。本稿では、2014年に発見されたbashの脆弱性である、Shellshockについて解説する。私が知る限り、Shellshockはbashで発見された脆弱性の中で、最も著名なものの1つであることと、環境変数の取り扱いに関わる部分の脆弱性であり、リモートからでも攻略可能なケースがあること、対応が収束するまでに、複数回の修正を経ていることから、本稿で取り上げて解説する。
Shellshockは、2014年9月から10月にかけて発見・対処された脆弱性である。
影響範囲は以下のとおり。
いずれのケースも、普通に利用する分にはあまり縁がないが、本書はbashを用いてさまざまなことを実現するやり方を記述しているので、少し注意が必要である。
Shellshockを用いることで、Webサーバの動作権限で、リモートからのコマンド実行を可能とする。例えばUbuntuの場合、Apache HTTP Serverの動作は、ユーザwww-dataの権限で行われるため、本脆弱性を用いた場合には、www-data権限でコマンド実行を行わせることが可能となる。
Red Hatから、以下の「脆弱性があるbashであるかどうかを確認するスクリプト」が公開されている。
env 'x=() { :;}; echo vulnerable' 'BASH_FUNC_x()=() { :;}; echo ...Read now
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