April 2020
Intermediate to advanced
352 pages
4h 11m
Japanese
対象システムへの攻撃が成功し、アクセス権を取得できたならば、次に行うのはリモートアクセスツールを用いた拠点の確立である。リモートアクセスツールはペネトレーションシステムでも重要な要素であり、システムへの継続的なアクセスを可能とするとともに、リモートシステムでのコマンド実行を可能とする。
本章ではncコマンドによるネットワーク接続の確立を紹介する。
ncコマンドはnetcatという名前でも知られており、TCPやUDP接続やリスナを生成するために用いられる。これは大半のLinuxディストリビューションでデフォルトで利用できるが、Git BashやCygwinには含まれていない†1。
[†1] 訳注:Windows版のncは、例えばNetcat for WindowsのWebサイト(https://joncraton.org/blog/46/netcat-for-windows/)から普通に入手可能であるが、ウイルス対策ソフトウェアなどで除去されることが多い。利用の際には留意のこと。
-l-n-p-vオライリー社のWebサイトのポート80に対する接続の確立を行うには次のようにする。
nc www.oreilly.com 80
ポート8080に対する接続を待ち受ける際には、次のようにする。
$ nc -l -v -n -p 8080
listening on [any] 8080 ...
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