9章インタラクティブなスクリプトの実行
最初のWebアプリケーションは、前の章のゲストブックのようなものでした。つまり、ユーザーのアクションのたびにサーバーが新しいWebページを生成していました。しかし、2000年代初頭になると、JavaScriptで強化されたWebアプリケーションが登場しました。JavaScriptは、ブラウザサイドでページを動的に更新できるようにし、ユーザーのアクションにすぐ反応できるようにWebアプリケーションを進化させました。この重要なWeb技術のサポートを私たちのブラウザに追加しましょう。
9.1 DukPyのインストール
実際にJavaScriptインタプリタを作成することは、この本の範囲を超えています※1。そのため、この章ではJavaScriptの実行にdukpyライブラリを使用します。
※1 もしも興味があれば、プログラミング言語の実装に関する本をチェックしてみてください。
DukPy[1]はDuktape[2]と呼ばれるJavaScriptインタプリタをラップしています。最も有名なJavaScriptインタプリタは、ブラウザで使用されているものです。FirefoxのTraceMonkey、SafariのJavaScriptCore、ChromeのV8などです。ブラウザが実装しているようなJavaScriptインタプリタは非常に高速ですが、とても複雑です。そんなJavaScriptインタプリタとは異なり、Duktapeはシンプルで拡張可能であることを目指しており、比較的大きなCやC++のプロジェクトに組み込まれています※2。
※2 例えば、ビデオゲームでは高速なグラフィックス関連のコードは通常CまたはC++で書かれていますが、ゲームを実際に作る際には通常、JavaScriptのような高レベル言語で書かれています。 ...
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