November 2025
Intermediate to advanced
228 pages
2h 57m
Japanese
私の授業やセミナーでは、こんな質問をよく耳にします。「プロダクト戦略にAIをどのように導入すべきなのでしょうか。」「ユーザーに付加価値を与え、組織や会社を成長させるためにAIは何ができるのですか。」「社内で構築すべきですか。それとも既製品を購入した方がよいでしょうか。」
本章では、AIプロダクトリーダーとしての戦略的思考と、あなたが下すべき重要な判断についてフォーカスしていきます。
従来はプロダクトのリーダー層(グループPM、VP、ディレクター)のみがプロダクト領域における戦略的方向性に関する議論に関与していました。しかしAI導入が進む昨今、プロダクトマネージャーのキャリアで最下層であったとしても戦略的な意思決定が行われているのが見受けられます。PMのレベルによらず、リーダーを巻き込み定期的なフィードバックや意見を求めることがAI導入にあたっては極めて重要です。特に、AIシステムを社内で構築するか、あるいは外部ベンダーに委託するかどうかを検討しているような場合には、こういった全社的なコミュニケーションの重要性がさらに増すでしょう。本章の後半で構築か調達かという議論を取り上げますが、今のところは首尾一貫したAI戦略が企業文化へと浸透しているのが非常に重要であると覚えておいてください。
さて、あなたはAIをほぼ使わない既存プロダクトを提供している企業に勤めていて、AIの必要性に確信を持っていると仮定しましょう。最初に行うべきなのは、以下の質問について調査し、回答を導き出すことです。
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