May 2018
Intermediate to advanced
992 pages
17h 31m
Japanese
OS、ファイルシステム、ハードウェア(カメラなど)とやり取りするOpenCVの関数のほとんどは、HighGUI(High-level Graphical User Interface)と呼ばれるライブラリに集められています。HighGUIを用いることで、グラフィックス関連のファイル(静止画も動画も)を読み書きしたり、ウィンドウを開いたり管理したり、画像を表示したり、簡単なマウスイベント、ポインタイベント、キーボードイベントを処理したりといったことができます。また、これを使ってスライダーのような便利な道具を作り、ウィンドウに追加することもできます。みなさんが、お使いのウィンドウシステムのGUIに精通しているのであれば、HighGUIが提供するものは冗長だと思われるかもしれません。そうだとしても、プラットフォーム間(クロスプラットフォーム)のプログラムの移植性(ポータビリティ)が与える恩恵そのものが魅力的であることはおわかりになるでしょう。
本章では、HighGUIが提供する静止画と動画の読み込み方法や格納方法を説明します。次章では、HighGUIが提供するクロスプラットフォームのツールを使って画像をウィンドウに表示する方法を学びます。これは、他のOS独自のツールキットやクロスプラットフォームウィンドウツールキットと同じように使えます。
OpenCVのHighGUIライブラリは大きく3つの部分に分けることができます。ハードウェア部、ファイルシステム部、GUI部です。深く入り込む前に、それぞれの部分の内容を概観しておきましょう。
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OpenCVのバージョン3.0から、HighGUIは3つのモジュールに分かれました。 ... |
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