September 2025
Intermediate to advanced
296 pages
4h 30m
Japanese
「5章 LangGraphによる認知アーキテクチャ」で説明したアーキテクチャをベースに、本章では現在のLLMアーキテクチャの中でおそらく最も重要なものであるエージェントアーキテクチャについて説明する。まず、LLMエージェントの特徴を紹介し、次にエージェントの構築方法と一般的なユースケースを想定した拡張方法を紹介する。
人工知能分野では、(知的)エージェントの作成に長い歴史がある。これは、教科書『Artificial Intelligence』(Pearson, 2020)のStuart RussellとPeter Norvigの言葉を借りれば、最も簡単に「行動するもの」と定義できる。この「行動する」という言葉には、実は見た目以上の意味がある。
したがって、エージェント型(agentic)LLMアプリケーションとは、LLMを使って、世の中の現在の状態や次に望む状態について、何らかのコンテキストが与えられたときに、1つ以上の可能な行動コースから選択するものでなければならない。このような属性は通常、「はじめに」で紹介した2つのプロンプトテクニックを組み合わせて実装される。
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