September 2025
Intermediate to advanced
296 pages
4h 30m
Japanese
6章ではエージェントアーキテクチャを紹介した。これは、これまで見てきた中で最も強力なLLMアーキテクチャと言える。CoT、ツールの活用、そしてループを組み合わせた仕組みであり、そのポテンシャルは非常に高い。
エージェントアーキテクチャは、特定の用途において性能を向上するように拡張できる。
本章ではこれらの方法について説明する。
リフレクションとは、生成のためのプロンプトと、それを修正したり振り返りを行うためのプロンプトを、交互に繰り返すループを作る方法だ†1。これは人間が創作する多くの成果物の生成プロセスを模している。例えば本章の文章は、著者、査読者、編集者の間で何度もやり取りを繰り返し、最終的な形に仕上げられたものだ。リフレクションは、このようなやり取りの仕組みを模倣している。
リフレクションも、他のプロンプトのテクニックと同様に、CoTやツール呼び出しなど、他のテクニックと組み合わせることができる。ただし本節では、リフレクションを単独で扱う。
人間の思考のうち、反応的または本能的なものをシステム1、理性を持ち内省的なものをシステム2と捉えることができる†2。自己批評を正しく適用することで、LLMアプリケーションをシステム2のような振る舞いに近づけることができる(図7-1)。
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