April 2020
Intermediate to advanced
496 pages
7h 33m
Japanese
本章ではJavaScript環境で提供されているAPIについて紹介します。本書では「ブラウザの挙動の裏で行われているHTTP通信を理解する」ために、ブラウザの動作を重点的に説明してきました。ページを初回に読み込む際のGETリクエスト、クッキー、キャッシュなどです。
グローバルナビゲーション以外の動的なサーバーアクセスは、JavaScriptで行います。JavaScriptでできることが広がればウェブサイトの実現で活用できる機能が増えます。ウェブの可能性を広げる手段として、JavaScriptはなくてはならないものです。本章ではブラウザ上のJavaScriptが持つ、いろいろな通信を行ったり、HTTPに関する処理を行うAPIを紹介します。
ブラウザがHTTPアクセスをする箇所は主に2箇所あります。ウェブサイトのロードと、その後JavaScriptを使ったアクセスです。
URLをアドレスバーに入れる、<a>タグのリンクをクリックする、フォームの送信などの操作をすると、ブラウザは新しいコンテンツを取得しにいきます。ここのアクセスはHTTPを通じて行われます。
返ってきたコンテンツのContent-Typeを見て、ブラウザで表示可能となっているコンテンツであれば、画面をクリアしてそのコンテンツが全画面で表示されます。このようなブラウザの画面をリセットするリクエストは「グローバルナビゲーション」と呼ばれます。コンテンツがHTMLの場合は、そこから参照されているスタイルシート、画像、ウェブフォント、JavaScriptなどのファイル群もHTTPでリクエストしてダウンロードします。 ...