June 2023
Beginner to intermediate
588 pages
8h 49m
Japanese
本書で強調しているエンジニアリングの実践は、組織が安全で信頼できるシステムを構築するのに役立ちますが、そうした取り組みが効果を発揮するのは、組織全体がセキュリティと信頼性の文化に投資している場合に限られます。文化は、あらゆる組織を定義する強力かつ独自の要素であり、変化を起こす力で文化が果たす役割を過小評価してはなりません。
本書の第Ⅴ部では、これまでに示してきたアプローチを実施する際の文化的な側面に焦点を当てます。Chromeは、Googleで最初に専任のセキュリティチームを設置したプロダクトの1つであり、セキュリティ中心の文化を積極的に推進しています。まずは19章で、このチームをケーススタディとして取り上げ、Chromeの人気と成功にチームが果たしてきた役割に着目します。20章では、組織の誰もがセキュリティと信頼性に責任があると強く主張します。セキュリティ専門家の役割とは、専門的な知識が必要になるセキュリティ中心の技術を実装し、ベストプラクティス、ポリシー、トレーニングを考案することであるべきです。21章では、セキュリティと信頼性の健全な文化を育むための戦略を検討して、本書を締めくくります。
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