訳者まえがき
本書は書籍「Practical OpenTelemetry」の日本語訳です。 OpenTelemetry(しばしばOTelとも書かれ、「オーテル」と発音されたりします)を実践するにあたり、 その前提となるオブザーバビリティの知識と、OpenTelemetryの利点や活用でのポイントをまとめた本です。
翻訳時点では、OpenTelemetry仕様はv1.42.0です。これは原著の前提であるv1.16.0と比較するといくつもの更新があり、 代表的なものとしては次のものがあります。
シグナルのタイプとして、プロファイリングが追加されています。 プロファイリングは、コードレベルでCPUやメモリのリソース使用状況に関する洞察が得られ、 メトリクスやログなど他のテレメトリーと合わせて問題解決ができるようになります。
「自動計装」という用語が「ゼロコード計装」と呼ばれるようになっています。 これについては4章で補足しています。
OpenTelemetry Connectorのコンポーネントタイプとして、コネクターが追加されています。 これについては9章で補足しています。
他にも、セマンティック規約の追加や新たなライブラリ計装の追加、さらに仕様や実装のステータスの変更などを含めると、 把握しきれないほどさまざまな変更があります。 OpenTelemetryやKubernetesなどのオープンソースプロジェクトを管理するCloudNative Computing Foundation(CNCF)のブログ 「2024 year in review of CNCF and top 30 open source project velocity(https://www.cncf.io/blog/2025/01/29/2024-year-in-review-of-cncf-and-top-30-open-source-project-velocity/ ...
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