September 2021
Beginner to intermediate
484 pages
7h 27m
Japanese
本章では、時系列の探索的データ解析を、大きく2つに分けて論じます。前半では、よく使われるデータ手法の時系列への適用の仕方について解説します。特に、ヒストグラム、プロット、グループ化演算を時系列データに適用する方法を紹介します。
後半で取り上げるのは、時系列解析の根本的に時間的な手法、すなわち特に時系列データ用に開発された手法で、互いに時間的な関係のある(横断面データではない)データポイントでのみ使える手法です。
まずは、一般的なデータ探索技法を時系列データに適用することを考えましょう。手順は、時系列以外のデータに対して最初に行うものと同じです。
利用可能な列と、その列の値の範囲と最適な測定単位を把握しましょう。また、どんな新しいデータセットに対してもすべき探索的な質問をしましょう。例えば、
上の質問に答えるには、プロットの描画、要約統計量の算出、ヒストグラムの適用、対象を絞った散布図の使用などの、よく知られている技法が使えます。また、以下のような明示的に時系列に向けた質問にも答えましょう。
上の質問に答えるには、前に挙げたヒストグラム、散布図、要約統計量などの手法に時間軸を織り込む必要があります。この挙動を実装するには、例えばヒストグラムや散布図なら、時間をグラフの軸の1つや、グループ化演算のグループの1つにして、時間を統計量に組み込みます。 ...
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