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Column
IT 業界は変化が速く、次から次へと新しい言葉が登場します。しか
し、初めて耳にするような言葉が現れても、これまでになかった技術
が突然現れることはほとんどありません。そこで、新しいキーワード
を耳にしたときは、過去に存在した技術と比べてみるようにしましょ
う。
例えば、「RPA」という言葉を最近はよく耳にします。このような
言葉を聞いたとき、「Excel のマクロとどう違うんだろう?」「これま
での自動化プログラムとどう違うんだろう?」ということを考えるの
です。すると、これまでの言葉との違いが明確になり、新しい言葉で
あっても内容をスムーズに理解できます。
技術に着目して新しい用語を知ろう
実際、比べてみると技術的に大きく変わっていないことは多くあり
ます。最近話題の「ディープラーニング」は、「ニューラルネットワーク」
として昔に研究されていたものが発展したものですし、「SNS」で使
われている技術も「掲示板」と似たようなものです。
ただし、同じ言葉が使われていても、裏側で使われている技術がど
んどん変化している場合もあります。インターネットの接続などに使
われる無線の技術は、使い勝手はほとんど変わりませんが、その速度
はどんどん速くなっています。CPU も名前は変わっていませんが、高
速化だけでなく複数のコアで並列実行するなど、その手法が変わっ
てきています。ハードディスクは大容量化が進んでいるだけでなく、
SSD への置き換えも進んでいます。
利用者の目の見えないところで技術が変わっているため、同じ用語 ...