April 2026
392 pages
6h 20m
Japanese
webhookについての議論に進む前に、コールバックという概念について説明する必要があるだろう。現実の生活でのコールバックとは、現在忙しい友人に電話をかけた時に、その友人が読者に電話をかけ直すと約束してくれるようなケースを指す。API呼び出しの場合、コールバックはアプリケーションのインターフェース(HTTPのエンドポイントに相当)であり、メッセージつまり呼び出しを受信するための仕組みである。
コールバックAPIでの通信は以下のような流れに沿って行われる。通知を受けたい宛先サービスは、イベントを発生させる送信元サービスに対してコールバックを登録する。コールバックAPIでは、送信元サービスから送信されるすべてのメッセージに対して、宛先サービスが確認応答を返すことが期待されている。
図9-1にコールバックAPIのアーキテクチャーを示す。
図9-1 コールバックのアーキテクチャー
webhookはHTTPリクエストの一種であり、送信元サービス側でのイベントを契機として発生し、宛先サービスで定義されたコールバックのURLに対して送信される。webhookのペイロードのデータには、イベントに関する情報が含まれている。宛先サービスは受け取ったデータを処理し、イベントを解釈する。
この章ではwebhookについて、その起源と分類そしてトレードオフを明らかにする。この章を読めば、webhookが読者のユースケースに適した選択であるかどうか判断できるだろう。概念的な知識に加えて、webhook ...
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