5章Strategy パターンと Command パターン
本章ではもっとも使用されるデザインパターンを 2 つ解説します。Strategy パターンと Command パターンです。C++ 標準ライブラリが内部で多用しているほどですし、読者自身もまず間違いなく何度も使用したことがあるでしょう。すべての開発者にとっての基礎ツールと言えます。
「ガイドライン 19」では、Strategy パターンを紹介します。もっとも有用かつ重要なデザインパターンである理由や、多くの場面で認められるその有用性を示します。
「ガイドライン 20」では、継承を俯瞰し、多くの開発者が不平を言う理由も述べます。どんなものにも言えることですが、継承自体が悪いわけではなく、制約があるとはいえ、利点がないわけではありません。もっとも重要なこととして、デザインパターンの多くは継承ではその威力を発揮できず、コンポジションにより威力を発揮している点を述べます。
「ガイドライン 21」では、Command パターンを紹介します。生産性を損ねない使用法を示し、Command パターンと Strategy パターンを比較します。
「ガイドライン 22」では、参照セマンティクス (reference semantics) の世界を旅します。しかし、その世界は旅人をそれほど親切にもてなしてくれるわけではなく、むしろ旅人は自分が開発したコードの質が下がりはしないかと心配になってしまいます。そこで値セマンティクス (value semantics) の世界に居場所を戻します。こちらの世界は旅人を歓迎してくれ、旅人の開発コードにも有益なことが多くあります。
「ガイドライン 23」では、Strategy パターンと ...
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