7章効果的なリーダーになる
前章では、効果的なマネージャーになるために必要なことについて、すべてお話ししました。人々やプロジェクト、そして自分の時間のマネジメントについて、特に重点的に取り上げました。マネジメントという言葉を強調している点に注目してください。マネジメントとは、設定された目標を達成するために、さまざまな状況やリソースを計画し、調整し、管理することです。これに対して、リーダーシップは従来のマネジメントの枠を超えたものです。正式にマネージャーに就任しなくても、人々をリードできます。
組織論的な観点から見ると、リーダーシップには、メンターシップ、コーチング、そしてビジョンの設定を行うことなどが含まれます。リーダーシップとは、人々に対して何をすべきか、何をすべきでないかという期待を押し付けることではありません。人々を動機付け、影響を与えて協働させることです。ソフトウェアエンジニアリングにおいては、リーダーはイノベーションを奨励し、方向性を定めます。マネージャーレベルだけでなく、組織のあらゆるレベルでリーダーの役割を担うことができます。
3章で取り上げた、3つEのモデル(実現可能にする、力を与える、拡大する)を振り返ってみましょう。このモデルは、エンジニアリングリーダーがチーム、部署、または組織全体に効果性を浸透させるのに役立つものでした。マネージャーとして、読者は、チームの状況における効果性の意味を定義します。そして、それを達成するためのトレーニングや評価などの必要なステップを促すことで、チームが効果性を実現可能になります。また、チームに必要なリソースやサポートを整え、妨げとなる要因を取り除き、チームに力を与えることで、チームを効果的にすることができます。しかし、真に効果性を ...
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