November 2025
Intermediate to advanced
984 pages
16h 17m
Japanese
Pythonとは本質的に、ディクショナリをさまざまな糖衣構文でラップしたものにすぎません。
—— Lalo Martins
黎明期からのデジタルノマドでありPythonista
ディクショナリはあらゆるPythonプログラムで使われています。たとえコードの中から直接呼び出してはいなくても、Pythonの実装の基礎的な要素としてdictは間接的に利用されています。クラスやインスタンスの属性、モジュールの名前空間、関数のキーワード引数などはメモリ上でディクショナリとして扱われます。また、__builtins__.__dict__にはすべての組み込みの型やオブジェクトそして関数が格納されています。
その重要な役割ゆえに、Pythonのディクショナリには高度な最適化が施されており、今も改善が続けられています。Pythonの高性能なディクショナリの実装の内部では、ハッシュテーブルが使われています。
setやfrozensetなどの組み込み型も、ハッシュテーブルを利用しています。これらの型は、他の多くの言語におけるセットよりも豊富なAPIや演算子を備えています。Pythonのセットには、集合理論での基本的な操作(和集合、積集合、包含の判定など)のすべてが実装されているという大きな特徴があります。これらを使えば、アルゴリズムをより宣言的に表現でき、多重のループや条件分岐は必要ありません。
この章では主に以下の事柄を学びます。
dictやマッピングを作成して扱うための新しい構文。拡張されたアンパックやパターンマッチングなどset型とfrozenset ...Read now
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