ルール15雑草は抜け
娘たちが幼い頃、我が家にはニンテンドーゲームキューブ†1があった。ビデオゲーム開発を生業にしているパパを持つと、家にありとあらゆるビデオゲームコンソールが揃うってのが「あるある」だ、ってことがそのうち分かってくる。ぼくの子供たちが、どこの家もそんな風なわけじゃないってことに気づいたのは、ずっと後になってからのことだ。
†1 訳注:任天堂が2001年に発売した家庭用ゲームコンソール。ゲームキューブ向けに日本では、『どうぶつの森+』(任天堂、2001)が発売された。ゲームキューブ向けにアメリカ合衆国では、『どうぶつの森+』に基づいた “Animal Crossing”(任天堂、2002)が発売された。さらに日本では、ゲームキューブ向けに、“Animal Crossing” の日本国内版である『どうぶつの森e+』(任天堂、2003)も発売された。
擬人化された動物たちが暮らすちっぽけな村を、ぼくら3人で共有するゲーム『どうぶつの森』が、ぼくらのお気に入りだった。化石を発掘したり、服をデザインしたり、家の飾り付けをしたり、貝殻を集めたり、釣りをしたり、町に住む動物たちと友達になったり、ただのんびりして「とたけけ」†2が弾くギターに聴き入ったり、村ではいろんなことが何でもできた。
†2 訳注:『どうぶつの森』に登場する犬のキャラクター。“Animal Crossing”では、K.K. Sliderという名前である。
『どうぶつの森』で、必要と言えば必要な作業として、雑草を抜くっていう作業があった。その日にゲームをプレイしていてもしていなくても、毎晩、村に雑草が数本生えてくる。雑草を抜くのは簡単だ。雑草のところまで走っていって、ボタンを押せば、スポッ! ...
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