
vii
まえがき
ツールやサービスに限らずソフトウェア技術の世界は非常に進化が早いので、日本語の情報を
待っていたら、海外を含めた他のエンジニアに大きく後れを取ってしまいます。このため、監訳者
の一人である太田は、専門のテスト自動化以外の領域も含め、多くの情報を英語の
Web
ページや
技術書から得ています。
とはいえ、新しい技術を外国語で学ぶよりは母国で学んだ方が確実に学習時間を短縮でき、また
日本語の技術書の発売はより多くの日本のエンジニアが技術を学ぶ機会を増やすことになります。
上記のような理由もありこれまで監訳者たちはテスト自動化の技術書の翻訳に付録や監訳という
形で関わってきました。テスト自動化アーキテクチャを解説する書籍としては『システムテスト自
動化 標準ガイド』(翔泳社)、テスト自動化ツールである
Selenium
の
API
を詳細に解説する書籍
としては『実践
Selenium WebDriver
』(オライリー・ジャパン)がそれぞれ刊行され、監訳者の
玉川が両書籍の執筆と付録を、監訳者の太田が前著の第
2
部の監修を担当しています。
上記の
2
冊で解説されているテスト自動化のアーキテクチャと
API
の使い方を理解していても、
テスト自動化設計がおざなりになっていると、本書のアンチパターンで述べられているように、手
動のテストをそのまま自動化してしまい、依存関係が強く,遅く、安定せず、メンテナンスコスト
が高い自動テストスクリプトを作り込んでしまいます。
ユニットテストやインテグレーションテストのテスト自動化設計については,洋書になります ...