1.5 別解1: 繰り返しをまとめる

1.5.1 統計モデリング

ここまでは1.2.1項の議論をもとに、データが生成される過程を考えてきました。その過程を確率分布を用いて表すと、以下のように表せます。

(1.7)\theta &\sim p(\theta) = \mathord{\mathrm{Uniform}}(0, 1) \\
r &\sim p(r\mid\theta) = \mathord{\mathrm{Bernoulli}}(\theta)

\simは左辺の値が右辺の確率分布からサンプルされたことを表しています。私たち分析者はデザイン案のクリック率\thetaについてある信念p(\theta)を持っており、それをパラメータa=0, b=1の一様分布で表して事前分布と呼んだのでした。これは、デザイン案のクリック率が一様分布に従うことを意味します。ただし、ここではパラメータ ...