
お話を聞いた人
社内だけでキャリアを考えていると、視野が狭くなりがちだ。同じ会社
の中では、上下関係や部署間の壁があり、純粋に「自分の目指したい姿」
を見つけることが難しいこともある。しかし、コミュニティでは、そうし
た制約から解放され、フラットな関係の中でロールモデルを見つけること
ができる。
社外でこそ見つかるロールモデル
多くの企業で、他社との接点は限られている。しかし、コミュニティは
そんな組織の壁を取り払う。すかいらーくホールディングスの福田誠さん
がその価値に気づいたのは、Jagu'e'rの小売業界分科会に参加したことが
きっかけだった。「小売り企業で働く数人が集まって雑談する」という場で、
競合企業同士とは思えない率直な対話が生まれたのだ。当初は「ウェブセ
ミナーとコミュニティの違いが正直わかっていなかった」という福田さん。
しかし、この双方向の対話で、コミュニティ本来の価値に気づいた。
競合他社との対話を通じて見えてきたのは、店舗のシフト管理、オペレー
ションの効率化、人材育成など、日々の課題の多くが業界共通だという事
実 だ 。「 競合していても、みんなに美味しいものを食べてほしいという本
コミュニティがもたらす
新しいロールモデルとの出会い
事例①
福田誠
藤本祥恵
加藤輝実
和田剛
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