
お話を聞いた人
エンジニアとして成長していく上で、よき「師匠」の存在は欠かせない。
しかし、日々の業務の中だけでは、自分に合った師匠を見つけることは難
しい。そんな時に力を発揮するのが、コミュニティだ。
「すげえやつ」との出会いがもたらすもの
みんなの銀行のシステムを開発・運営するゼロバンク・デザインファク
トリーでテクニカルリードを務める家壽田雅史さん。ITRが運営する「企
業IT 力向上研究会」や、Google Cloud のユーザー会「Jagu'e'r」といっ
たコミュニティに参加し、多くのエンジニアと技術談義を重ねてきた。
「世の中、すげえやつっていっぱいいるんだなって」。家壽田さんはコ
ミュニティでの出会いをそう振り返る。特に、ここ数年運営にも携わる
Jagu'e'rについては「みんな優秀で、よく勉強もされている」と評価する。
単に技術力が高いだけでなく、それを人にわかりやすく説明するスキルを
兼ね備えたエンジニアが多く集まっているという。
こうした出会いは、自身の立ち位置を知る機会にもなる。「社内にこもっ
ていると、自分が世の中でどの程度のエンジニアなのかわからなくなって
しまう」と家壽田さん。外の世界に出ることで、自分の勉強不足に気づく
こともあれば、逆に「トップランナーに近いところにいる」と実感するこ
ともあるという。「すげえやつ」との出会いは、自身の成長指標としても
機能しているのだ。
コミュニティで見つかる
「技術の師匠」たち
事例⑤
家壽田雅史
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