
お話を聞いた人
セキュリティインシデントの裏側で何が起きていたのか。まだ公開され
ていない某ツールの脆弱性とは――セキュリティ業界のコミュニティに
は、当然業務上の守秘義務の範囲内ではあるが、公にはなかなか語られな
い「ここだけの話」があふれている。ただし、その貴重な情報は、コミュ
ニティにただ参加するだけでは十分手に入らない(かもしれない)。CTF
for GIRLS代表の中島春香さんと、CTF for GIRLSに加え、ゆるいハッ
キング大会やHardening Projectに参加する野溝のみぞうさんに、コミュ
ニティでしか得られない情報の価値と、それらを手に入れる方法を聞いた。
コミュニティでしか得られない情報の種類と価値
サイバーセキュリティに関わる人々にとって、最も価値がある情報は、
表には出てこない「現場の実態」だ。大学生の頃からCTF for GIRLSに
参加し、NEC でペネトレーションテストを担当する中島春香さんは、コミュ
ニティでの情報交換の価値をこう語る。
セキュリティの分野では、日々新しい脅威が生まれる。まだ公開されて
いない脆弱性の情報なども、ベンダーから正式発表される前にコミュニティ
内で共有されることがある。中島さんは、「現場レベルの情報をキャッチ
できることは、業務を進める上でとても大きな価値だ」と強調する。
「例えば、ニュースになったインシデントでも、なぜそういう発表になっ
「ここだけの話」が集まる
セキュリティコミュニティの歩き方
事例③
野溝のみぞう
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