
お話を聞いた人
コミュニティは、自分の強みを磨き、それを市場に認知してもらう絶好
の機会となる。
ここからは、コミュニティでアウトプットを続けてきたエンジニアたち
の経験から、アウトプットの拠点としてコミュニティを活用するためのヒ
ントを探っていく。
アウトプットへの不安とその克服
NTT ドコモビジネスの林知範さんは、ブログでアウトプットを始める前、
2つの不安を抱えていた。1つは「自分の発信に誰が興味を持つのだろうか」
という不安。もう1つは「技術的な内容に自信が持てない。間違いを指摘
され、マサカリが飛んできたらどうしよう」という不安だった。
しかし、やってみないことには何も変わらない。まずはGoogle Cloud
が企画した「テックブログチャレンジ」に参加してみることにした。
実際にアウトプットを始めてみると、これらの不安はすべて杞憂だった
という。周囲からの反応は予想以上に好意的だった。批判的なコメントは
ほとんどなく、むしろ「参考になりました」という感想や建設的なフィー
ドバックが寄せられることが多かったという。「世の中は意外と優しい人
が多い」と林さんは語る。
発信に慣れてきた今、アウトプットの質を高めるために、林さんが実践
しているのが、公式ドキュメントなど信頼できる情報源の活用だ。自分だ
コミュニティでのアウトプットが
自分の価値を磨く
事例②
林知範
佐藤祥子
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