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システムの信頼性制御を始める(
SRE
の実践)
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章
第
詳しくは「
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学習・予防を豊かにする事後分析:ポストモーテム」を参照
してください。
システムの信頼性制御を始める
(
SRE
の実践)
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SRE
の取り組みを始めていくにあたり、まずは前提条件が整っているかを確認
します。「
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現代の情報システムの現場における大前提」を参照し、組織内で
このあたりの価値観や認識がそろっているか確認してください。この大前提が満た
されていない状態ではプラクティス以前の課題がありますから、前提条件を整えな
がら
SRE
を進めることになり一般的な課題解決に加えてその組織固有の課題解決
が多く必要になります。
そしてなによりも重要なのは、自分たちにとっていま信頼性はどのくらい価値が
あるのかの共通認識を持つことです。信頼性はユーザー価値の保証要素のイチ構成
要素です。いまの自分たちはユーザー価値の有用性に全振りするべきなのか、保証
要素にもっと注力すべきタイミングなのか、最初から保証要素の担保が重要事項な
のかの価値観を共有し共通認識を持つのです。
図:ユ ー ザ ー 価 値 を 実 現 す る た め の 構 成 要 素( 再 掲 )
生 産 性の向上を実 現する機 能を提 供すること
ユーザー価値
有用性
保証
信頼性
可用性
キャパシティ
パフォーマンス
セキュリティ
持続性
不可能を可能にする機能を提 供 すること