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第
18
章 バックアップの基礎知識
特徴です。一方で
DBMS
の処理が介在するため、取得もリストアも物理バックアッ
プより時間がかかりがちです。なお論理バックアップで取得できる
SQL
はそのデー
タを登録したときの
SQL
と同じとは限らず、そのときの最新データを
INSERT
する
SQL
になるイメージです。
バックアップをどこに置くか決める指針:
3-2-1
戦略
18
-
3
データのバックアップについての
3
-
2
-
1
戦略(
3
-
2
-
1
ルール)を紹介します。
3
-
2
-
1
戦略では「バックアップは
3
つ以上のコピーを持ち、それらは
2
つ以上の異
なるメディアに保存し、うち
1
つはオフサイト(遠隔地)に保存する」ことを提唱
しています。たとえば、
3
-
2
-
1
戦略に従ってクラウドサービスの
RDBMS
のマネー
ジドサービスをバックアップする例は以下のとおりです。
• [
コピー
1
、メディア
1
、オンサイト
]
マネージドサービスのスナップショット
機能を使ってバックアップを取得する
• [
コピー
2
、メディア
2
、オンサイト
]
論理バックアップを取得して同じリージョ
ンのオブジェクトストレージに保存する
• [
コピー
3
、メディア
2
、オフサイト
]
論理バックアップを異なるリージョンの
オブジェクトストレージにも保存する
考えだしたらきりがないのですが、より安心するには、たとえばコピー
3
を別ク
ラウドサービスのストレージサービスを利用し、地理的に離れたロケーションに保
存する方法があります(たとえ別クラウドサービスを利用しても、地理的に近い
リージョンを利用していると地震などで共倒れになる可能性があります) ...