February 2026
Beginner to intermediate
276 pages
3h 51m
Japanese
データモデリングとは、データベースを設計するために用いられる、高レベルかつ概念的な手法です。データモデリングには、リレーショナルモデリングやディメンショナルモデリングなど、いくつかのアプローチがあります。データモデリングのプロセスでは、まず保存するデータを特定し、それらのデータ同士の関係を明らかにします。次に、その関係を表す構造を設計し、データをテーブルと列に整理します。これらのテーブルと列は、データベースの論理的な構造を表現するものです。そのうえで、実際の物理的なデータは、リレーショナルデータベースやデータレイクなどに保存されます。
データモデリングは、リレーショナルデータベースだけでなく、ディメンショナルモデルや、NoSQLデータベースなど、あらゆるタイプのデータベースで適用可能です。データモデリングに十分な時間をかけて、データベースが論理的で効率的かつ使いやすいものになるようにしてください。そうすれば、パフォーマンスを最大化し、データの取得・分析を容易に行えるようになります。
リレーショナルモデリングは、1970年にEdgar F. Codd氏によって提唱されたデータモデリング手法です(2章参照)。リレーショナルモデリングは、データベースを設計するため詳細なモデリング手法です。このモデルでは、データをテーブルとして整理し、テーブル同士の関係(リレーション)を定義します。リレーショナルデータベースやリレーショナルデータウェアハウスでは、各テーブルは、行(レコードまたはタプル)と、列(フィールドまたは属性)で構成されています。行はデータの個々のインスタンスを表し、列はそのインスタンスに関する特定の情報を表します。
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