13章データメッシュの基礎
データメッシュは、4つの特徴を持つ非中央集権型データアーキテクチャです。第一の特徴は、ドメイン内の独立したチームが分析データを所有することです。第二の特徴は、データをプロダクトとして提供することです。データコンシューマは、データを発見し、信頼し、さまざまな目的で活用できるようになります。第三の特徴は、インフラストラクチャの自動プロビジョニングに依存している点です。第四の特徴は、ガバナンスを活用して、すべてのデータプロダクトがセキュアであり、グローバルなルールに準拠することを担保する点です。
データメッシュを構成する概念自体は新しいものではありません。しかし、Nextdata社(https://nextdata.com/)のCEO兼創設者であるZhamak Dehghani氏が、データメッシュという用語を提唱し、これらの概念を統合しました†1。データメッシュとは何かについてはさまざまな意見がありますが、本書では、Dehghani氏の理論、特に本章で説明する4つのデータメッシュの原則に基づいて解説します。ここで重要なのは、データメッシュは概念であり、テクノロジーではないという点です。データメッシュは、企業における組織的・文化的な変革に関するものです。データメッシュを構築する際に使用されるテクノロジーは、モダンデータウェアハウス、データファブリック、データレイクハウスといった既存アーキテクチャを活用しても問題ありません。また、ドメインごとに異なるアーキテクチャを採用してもかまいません。
[†1] Zhamak Dehghani著“How to Move Beyond a Monolithic Data Lake to a Distributed Data Mesh”( ...
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