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2.1
結局、機械学習では何をやっているのか?
機械学習も一種の最適化?
先のImportant の「関数の入力パラメータと学習パラメータ」で唐突に「機械
学習の学習時は学習パラメータが最適化のパラメータになる」と出てきて、
これはどういう意味か? となった読者もいるでしょう。ここまで、機械学
習は「データから法則を導くこと」「パラメトリック回帰はいわゆるフィッ
ティング」と説明してきましたが、具体的にどのように機械学習を行うかは
説明してきませんでした。それではまず、フィッティングをどのようにする
かを思い出してみましょう。フィッティングでは「最小二乗法」が用いられ
ます。最小二乗法では、数式の値(パラメトリック回帰の予測値)とデータ
の値との差の二乗の和が最小になるように、フィッティングパラメータ(学
習パラメータ)を調整します。
具体例として、図 2.1.8 のようにデータを 2次関数でフィッティングする場合
を考えてみましょう。この場合は、
のべき乗の項の係数
が
フィッティングパラメータとなります。そこで、
の値の組合せを様々に変
えて、最もデータによく当てはまる組合せを求めます。これがパラメトリッ
ク回帰の「学習」です。このとき、当てはまり具合を表す指標を損失関数と
いい、損失関数に予測値とデータ値との差の二乗の和を用いて最小化する場
合を最小二乗法と呼びます。なお、和では大きな値になってしまい、二乗の
平均値としても大小関係は変わらないため、二乗の和ではなく、平均二乗誤
差(Mean ...