4章GoによるHTTP/1.0クライアントの実装
クッキーのストレージであるCookieJarの語源となった「クッキー」の瓶
HTTPの基礎となる箱と、それを送受信するcurlコマンドの書き方について2章で学びました。
メソッドとパス
フィールド
コンテンツ
ステータス
本章では、Goを使って上記の内容を自由に送受信するコードの書き方を学びます。実際に動くコードに触れることで、理解がより深まります。自分の手で自由にリクエストを発行できるようになることで万能感も得られるでしょう。この先の章を読むのもきっと楽しくなります。
前章までは、curlコマンドにHTTP/1.0での実行オプション(--http1.0)をつけていましたが、本章では省略しています。実行時に「HTTP1.1」というプロトコルバージョンが表示されますが挙動に大きな違いはありません。
HTTPのフィールド以外にも、フォームの要素(<form>
タグの中の<input>
タグなど)、Go構造体のメンバーもすべて出自は違いますが「フィールド」という用語を使っています。フォームの要素はフォームフィールド、Goの構造体のメンバーはメンバーフィールドと呼ぶことにします。 ...
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