August 2017
Intermediate to advanced
590 pages
8h 40m
Japanese
執筆:Ben Treynor Sloss
編集:Betsy Beyer
設定入力はサニタイズして検証し、ありえないような入力に対しては以前の状態のまま動作を続け、かつ問題のある入力を受け取ったことをアラートとして発しましょう。問題のある入力は、多くの場合以下のいずれかに分類されます。
N%以上小さければアラートを発するといったように)。許容しすぎたり単純すぎたりすることがあるかもしれませんが、設定読み込みに失敗する際には今の動作がそのままになるようにしましょう。一般的に、新しい設定が壊れているかもしれない時は、システムは元の設定のまま動作し続けて人間の確認を待つ方が安全です。
2005年に、GoogleのグローバルなDNSロードバランシング及びレイテンシバランシングのシステムが、ファイルのパーミッションに問題があったために空のDNSエントリを受け取りました。システムはこの空のファイルを受け付けてしまい、Googleの全サービスで6分間NXDOMAINが返されてしまいました。これを受けて、現在そのシステムではgoogle.comの仮想IPの存在確認を含む、新しい設定に対するいくつもの健全性チェックを行うようになっており、受け取った新しいファイルが入力チェックをパスするまではそれまでのDNSエントリを返し続けます。 ...