SRE サイトリライアビリティエンジニアリング ―Googleの信頼性を支えるエンジニアリングチーム
by Betsy Beyer, Chris Jones, Jennifer Petoff, Niall Richard Murphy, 澤田 武男, 関根 達夫, 細川 一茂, 矢吹 大輔, Sky株式会社 玉川 竜司
本書への推薦の言葉
GoogleのSREは、その原理、プラクティス、パターンをアーキテクチャと文化にわたって書き上げることによって、私たちの業界にきわめて大きな貢献を成し遂げた。これらによって、Google SREチームは信じがたい規模で継続的デリバリにワールドクラスの信頼性を組み合わせることができるようになったのである。本書を手に取った読者の方々は、自身と自身の組織のためにその内容を実践してみることを強くお勧めする。
Jez Humble
『継続的デリバリー』及び『リーンエンタープライズ』の共著者
私は、Googleが初めてシステム管理者のカンファレンスで話しはじめたときのことを覚えている。それは、ドクトカゲのエキスパートが爬虫類のテレビ番組で話しているのを聞いているかのような体験だった。そう、まったくの別世界の話を聞くのは楽しかったが、結局のところ聴衆は自分たちのヤモリのところへ戻っていったことだろう。
今や私たちの住む世界は変化し、Googleの運用のプラクティスはもっと小さな規模で働いている人々にとってそれほど遠いものではなくなっている。突然に、Googleが何年にもわたって磨きあげてきたSREのベストプラクティスに、Googleの外の人々が鋭い関心を向けるようになったのだ。スケール、信頼性、そして運用を取り巻く課題に直面している方々にとって、本書はまさに待望の書籍だと言えるだろう。
David N. Blank-Edelman
ディレクター、USENIX Board of Directors、SREconの共同創始者
私は、Googleの神秘の城を離れて以来、本書の登場を待ち続けていた。本書は、私が職場の同僚に説く福音である。
Björn Rabenstein
SoundCloudのプロダクションエンジニアリング部門チームリード、Prometheusの開発者、2013年までGoogle ...