5章Managed Lifecycle(管理されたライフサイクル)
クラウドネイティブなプラットフォームに管理されたコンテナやアプリケーションは、自分自身のライフサイクルを制御できません。また、良きクラウドネイティブ市民であるためには、管理プラットフォームから送られるイベント情報を待ち受け、それを自身のライフサイクルに反映させなければなりません。Managed Lifecycle(管理されたライフサイクル)パターンは、アプリケーションがこのようなライフサイクルイベントにどのように反応でき、どのように反応すべきかを示したものです。
5.1 問題
「4章 Health Probe」では、コンテナがさまざまなヘルスチェックに対応したAPIを提供する必要があるのはなぜなのかを説明しました。ヘルスチェックAPIは、プラットフォームが継続的にアプリケーションの状況を調べられる、読み取り専用のエンドポイントです。プラットフォームがアプリケーションから情報を抽出するための仕組みです。
コンテナの状態を監視するだけでなく、プラットフォームはコマンドを発行し、アプリケーションがそれに対処することを求める場合もあります。クラウドネイティブプラットフォームは、ポリシーや外部要因に影響を受けて、自身が管理しているアプリケーションを開始したり停止したりすることを決める場合もあります。対処すべき重要なイベントはどれなのか、どのように対処すべきかの判断はコンテナ化されたアプリケーションに任されています。現実には、アプリケーションと通信し、コマンドを送るのにプラットフォームが使っているAPIがこの役割を果たしています。また、アプリケーションがこのライフサイクルマネジメントの恩恵を得るか、このサービスが必要ないなら無視してしまうかもアプリケーションの自由です。 ...
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