17章Adapter(アダプタ)
Adapter(アダプタ)パターンは、コンテナ化された均一でないシステムを対象に、そのシステムが外部から利用できるよう標準化・正規化されたフォーマットを持つ一貫性があり統一されたインタフェイスに従うようにする方法です。AdapterパターンはSidecarパターンの特徴のすべてを継承しますが、アプリケーションに合わせたアクセスを提供すると言う1つの目的に特化しています。
17.1 問題
コンテナを使うことで、違うライブラリや言語を使って作られたアプリケーションを統一された方法でパッケージングしたり実行したりできるようになります。今日では、違った技術を使い、統一されていないコンポーネントを組み合わせて分散システムを作るチームが複数あるのもよくある光景です。このような不均一さは、他のシステムからそれぞれのコンポーネントが違った方法で扱われなければならない場合に問題を引き起こします。Adapterパターンは、システムの複雑性を隠し、システムに統一的なアクセス手段を提供することでこの問題を解決します。
17.2 解決策
Adapterパターンは、実際の例を使って説明するのが最適です。分散システムを正しく実行しサポートするための主な必須条件は、詳細な監視とアラートの提供です。さらに、分散システムが監視したい複数のサービスから構成されている場合、各サービスからメトリクスをポーリングし、記録する外部ツールを使うことになるでしょう。
しかし、違った言語で書かれたサービスであれば同じ機能があるとは限らず、監視ツールが期待するのと一致するフォーマットでメトリクスを公開しているとも限りません。このような違いによって、システム全体が統一的に見渡せることを期待した監視ソリューション1つからだと、均一でないアプリケーションを監視するには課題が生まれます。 ...
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