September 2024
Intermediate to advanced
392 pages
5h 35m
Japanese
Kubernetesは、通常のデータあるいは機密データに対する設定を行うネイティブなリソースを提供し、アプリケーションライフサイクルから設定に関するライフサイクルを分離できるようにしています。Configuration Resource(設定リソース)パターンは、ConfigMapとSecretリソースの考え方、使い方、それらの制限について説明します。
19章で議論したEnvVar Configurationパターンの大きな欠点の1つは、ある程度までの数の変数でかつ単純な設定にのみふさわしいということでした。別の欠点として、環境変数はさまざまな場所で定義できるので、変数の定義を見つけるのが大変なことが多い点もあります。さらにそれを見つけられたとしてもどこか別の場所でオーバーライドされていないとも限りません。例えば、OCIイメージ†1内で定義された環境変数は、KubernetesのDeploymentリソースの中で実行時に置き換えられる可能性があります。
[†1] 訳注:OCIイメージとは、Open Container Initiative(OCI、https://opencontainers.org/)によって策定されたコンテナイメージの標準仕様に沿ったコンテナイメージのことです。
たいていの場合はすべての設定データを1箇所に置き、あちこちのリソースの定義ファイルにばらばらにしないようにするのがよいでしょう。とは言え、設定ファイルを丸ごとすべて環境変数に入れるのもよいとは言えません。そのため、Kubernetesの設定用リソースが提供する間接的な方法を使うことで、さらなる柔軟性が手に入ります。
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