September 2024
Intermediate to advanced
392 pages
5h 35m
Japanese
世界がクラウドインフラとコンテナ化にどんどん依存していく中で、セキュリティの重要性は軽視できません。2022年にセキュリティ研究者たちは、100万に近いKubernetesインスタンスが設定ミスのためインターネットに公開された状態になっているという厄介な発見を報告†1しました。専門のセキュリティスキャナを使うことで、研究者たちは脆弱性のあるノードに簡単にアクセスでき、Kubernetesのコントロールプレーンを保護するためには厳しいアクセス制御の手法が必要であることを明らかにしました。一方で開発者たちは、アプリケーションレベルの認可に焦点を当てる中で、28章で紹介するOperatorパターンを使用してKubernetesの能力を拡張する必要がある場合もあります。このような場合、Kubernetesプラットフォームでのアクセス制御は重大問題になります。この章では、Access Control(アクセス制御)パターンについて掘り下げ、Kubernetesの認可の考え方を見ていきます。考え得るリスクとその結果を考えれば、Kubernetesの仕組みのセキュリティを確実にしておくこと以上に重要なことはありません。
[†1] 詳しくはブログ記事「Exposed Kubernetes Clusters」(公開されたKubernetesクラスタ、https://oreil.ly/uGzr_)を参照して下さい。
セキュリティは、アプリケーションを運用するにあたって非常に重要な問題です。セキュリティの根幹には、認証(authentication)と認可(authorization)という2つの必要不可欠な考え方があります。
認証 ...
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