March 2026
Beginner to intermediate
560 pages
8h 12m
Japanese
「うわ、こんなにある!」
私たちは『ソフトウェアアーキテクチャの基礎』の第2版を執筆し始める際に、第1版から改善したい点や肉付けしたい点をいくつか挙げていた。しかし、多くのソフトウェアプロジェクトがそうであるように、そうした点はどんどんと増えていった。
当初の目標の1つは、「第II部 アーキテクチャスタイル」の各章をより一貫性のあるものにし、より比較しやすくすることだった。そのため、星評価に項目の追加やカテゴリーによる分類などの変更を行うと共に、クラウドやデータトポロジー、チームトポロジー、統制に関する新しいセクションを追加したりした。さらに、「15章 イベント駆動アーキテクチャ」や「18章 マイクロサービスアーキテクチャ」など、話題のトピックについての章を大幅に加筆すると共に、モジュラーモノリスに関する章(11章)も新たに追加した。
また、アーキテクチャパターンを扱う20章、アーキテクチャと関わるものに関する26章、ソフトウェアアーキテクチャの法則を再考する27章(この版で新たな必然的帰結と新たな法則を追加した)など、まったく新しい章もいくつか追加した。
数学者は、議論の余地なく真であるとされているもの、すなわち公理に基づいて理論を作る。ソフトウェアアーキテクトもまた、公理の上に理論を構築する。しかし、ソフトウェアの世界は、数学よりもソフトだ。ソフトウェアの世界では、理論のベースとなる公理を含め、基礎的な物事が急速に変化し続けている。
ソフトウェア開発のエコシステムは、動的な平衡状態の中にある。つまり、いかなる時点においても均衡が保たれている一方で、長期的に見ると ...
Read now
Unlock full access