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プラットフォームエンジニアリング ―成功するプラットフォームとチームを作るガイドライン
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プラットフォームエンジニアリング ―成功するプラットフォームとチームを作るガイドライン

by Camille Fournier, Ian Nowland, 松浦 隼人
November 2025
Beginner to intermediate
346 pages
5h 2m
Japanese
O'Reilly Japan, Inc.
Content preview from プラットフォームエンジニアリング ―成功するプラットフォームとチームを作るガイドライン

1章プラットフォームエンジニアリングが重要になりつつある理由

おばあさんは鳥を捕まえるために猫を飲み込み、蜘蛛を捕まえるために鳥を飲み込み、ハエを捕まえるために蜘蛛を飲み込みました。どうしてハエを飲み込んだのかは知らないけど、たぶんおばあさんは死んじゃうよ!

—童謡

この25年間、ソフトウェア企業は共通の課題に直面してきました。それは、複数のチーム間で共有されているコード、ツール、インフラをどのように管理するかということです。この解決策として多くの企業は、これらの共有リソースを担当する中央チームを設置することを試みてきました。しかし、残念ながらほとんどの場合、この方法は特にうまく機能していません。よく聞かれる批判には、中央チームが提供するものは使いづらい、顧客のニーズよりも自分たちの優先事項を重視する、システムの安定性が十分でない、などがあり、これらの問題すべてが指摘されることもあります。

このような中央チームの問題を解決する代わりに、アプリケーションチームそれぞれにクラウドへのアクセス権を与え、オープンソースソフトウェア(OSS)を自由に選択させることで、中央チームを完全に廃止してしまおうと試みた企業もあります。しかしこの方法では、アプリケーションチームが自身の選択に伴う運用と保守の複雑さにさらされることになります。その結果、効率性とスケールメリットを生み出すどころか、小規模なチームでさえサイトリライアビリティエンジニアリングやDevOpsの専門家を必要とすることになります。さらに、これらの専門家を配置しても、複雑さを管理するコストがアプリケーションチームの生産性を脅かし続けることになります。

一方で、クラウドやOSSの利点を取り入れながらも、中央チームの存在を諦めていない組織もあります。そのモデルを維持し、メリットがデメリットを上回ると確信しているのです。最も成功している組織はこれを、プラットフォームを構築することで実現しています。つまり、他のエンジニアが安心して活用できる共有リソースを開発しているのです。彼らはクラウドとOSSの複雑さを管理することが得意であり、ユーザに安定性を提供しつつ、アプリケーションチームと協力して継続的に進化し、会社のニーズに応えることを望んでいます。プラットフォームエンジニアリングという言葉を使用しているかどうかに関わらず、彼らは増え続ける複雑さという課題に対して、組織を肥大化しすぎないようにしつつ解決するために必要なマインドセット、スキル、アプローチを体現しています ...

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