April 2022
Beginner to intermediate
352 pages
5h 17m
Japanese
本章の内容
あなたがある回転の早いレストランで働いていて、調理台を渡り歩いて皿にさまざまな材料を盛り付けているところを想像してみてください。最後の調理台ですべての材料がそろいます。調理の最後には料理を引き立てるためにスパイスを加えるでしょう。しかし「高品質」という名のスパイスは存在しません。もしそのようなものがあるとしたら、みんな高品質な料理を注文するでしょう。高品質という名のスパイスで料理を満たしてくれ!と。これがまさに多くの組織における品質戦略です。
多くの企業には品質保証(QA)の専門チームがあり、高品質なプロダクトを作り出す責任を担っています。しかしプロダクトの品質は単独では存在しません。プロダクト全体の品質は個々の構成要素の品質から成り立ちます。各構成要素の品質をチェックしていなければ、最終的に高品質なプロダクトを生み出すことはできません。品質はスパイスではありません。レストランでも、ソフトウェア開発でもそうです。
高品質なプロダクトを安定して提供するためには、すべての個別のコンポーネントや構成要素で品質を作り込み、最終的にプロダクトに完全に統合される前にその品質を個別に検証しなければなりません。開発ライフサイクルの最後まで待ってテストを実行することは災いのもとです。プロダクトの全構成要素をテストする場合、より多くのテストを行うことになります。つまりテスト作業をどう行うかが重要になります。またテスト結果の質も同様に重要です。テスト結果が信頼できるものでなければ、テストの必要性に疑問が生じます。 ...
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