本書のまとめ
やりました。あなたはDevOpsと呼ばれるこの荒っぽいドライブの終わりに到達しました。そうでなくても、少なくとも取扱説明書は手に入れたはずです。しかし今度はあなたの組織でこれを実践しなければなりません。その際のよくある質問は、「どこから始めれば良いのか?」というものです。私のアドバイスは、一番簡単なところから始めるというものです。
DevOps文化は、必ずしもあらかじめ決められた道のりをA地点からB地点へ進むようなものではないことを覚えておいてください。組織によって苦労する部分は異なるでしょう。また本書で取り上げたすべての問題を抱えていない企業もあります。すべての企業はそれぞれ異なる問題を抱えているので、唯一正解の道があると決めつけないように本書では細心の注意を払ってきました。
しかし、どのような企業にも当てはまるのは、DevOpsの力を発揮させるために必要なことは1つだけではないということです。チームがより緊密に連携し、共通の問題を解決し、共通の目標に向かって働くためには、いくつかの領域でいくつかの変更が必要になります。最も簡単なところ、つまり自分自身の努力で最も価値を提供できるところから始めましょう。たとえば知識の伝達を促進するためのランチ&ラーンを開催することが最もやりやすいかもしれません。またインシデントが発生した後のポストモーテムプロセスを確立し、会話を円滑にして、チームが失敗の本質をより深く追求できるようにもできるでしょう。
カンファレンスや技術ブログ記事で紹介されているツールやワークフローにすぐに飛びつきたくなるものです。お願いですから、その衝動を抑えるようにしましょう。ツールも重要ですが、本書で紹介されているソフトスキルの方がより重要だからです。このようなソフトスキルを組織に根付かせることで、テクノロジを選択する際に、それを使用するチームメンバーの要望についてオープンで誠実な対話をしながら、難しい質問をできるようになります。 ...
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