Unityによるモバイルゲーム開発 ―作りながら学ぶ2D/3Dゲームプログラミング入門
by Jon Manning, Paris Buttfield-Addison, 鈴木 久貴, あんどうやすし, 江川 崇, 安藤 幸央, 高橋 憲一
16章エディター拡張
Unityでゲームを作るということは、たくさんのゲームオブジェクトを取り扱い、このゲームオブジェクトを構成するすべてのコンポーネントを処理するということです。Unityの[Inspector]ウィンドウは、すでにたくさんのことをサポートしています。[Inspector]ウィンドウは、スクリプト中の変数を自動的に公開し、テキストフィールドやチェックボックスを簡単に使えるようになっています。アセットやシーンオブジェクトのドラッグ&ドロップ用スロットを使えば、とてもスピーディーにシーンを組み立てることができます。
しかし、時には[Inspector]ウィンドウでは解決するのに不十分な場合があります。Unityは、2Dや3Dの環境などをできるかぎり簡単に作成できるように設計されていますが、ゲーム内のありとあらゆることをUnityの開発者が事前に予知することはできません。
カスタムエディターを使用すると、エディター自体を制御することができます。これは、小さなアドオンウィンドウを使ってエディター内の一般的なタスクを自動化することから、Unityの[Inspector]ウィンドウを完全に上書きすることに至るまで、多岐にわたります。
もし本書で作成したゲームよりも複雑なゲームを作っているなら、繰り返しの作業を自動化するツールを書けば莫大な時間を節約できることは明らかです。ただし、ゲーム開発者の主な仕事が、ゲームを作るのに役に立つソフトウェアを書くことだと言っているわけではありません。ゲーム開発者の本分はゲームを作ることです! しかし、もし既存のUnityの機能では難しい作業や、何度も繰り返す必要がある作業をする際には、エディター拡張を使ってそれに対処することを検討してください。 ...
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