
カモの振る舞いはサブクラスごとに変化し続けます。すべて
のサブクラスにその振る舞いを持たせることは不適切であるた
め、継承を使ってもあまりうまくいかないことがわかりました。
Flyable
インタフェースと
Quackable
インタフェースは(本当に飛
ぶカモだけが
Flyable
インタフェースを持つなど)最初は見込みが
ありそうに見えました。しかし、
Java
インタフェースは実装コー
ドを持たないため、コードを再利用できません。いずれにしても、
振る舞いを修正する必要があるたびに、その振る舞いが定義され
たさまざまなサブクラスすべてでその振る舞いを探し出し、変更
しなければいけません。おそらく、その過程で新しいバグが紛れ
込んでしまうことでしょう。
幸運にも、ちょうどこのような状況に対する設計原則がありま
す。
問題に照準を合わせる
言い換えると、(例えば、新しい要件が出るたびに)コードの変
化する部分を把握すれば、変化しない部分から取り出して分離す
る必要のある振る舞いがわかります。
この原則は次のように考えることもできます。変化する部分を
取り出してカプセル化します。そうすれば、不変な部分に影響を
与えずに変化する部分を後で変更したり拡張したりできます。
このシンプルな概念は、ほとんどすべてのデザインパターンの
基礎です。すべてのパターンで、システムのある部分をその他の
部分と独立して変更することができます。
では、ここで
Duck
クラスからカモの振る舞いを取り出してみ
ましょう。
変化する部分を取り出して「カプ
セル ...