January 2023
Beginner to intermediate
336 pages
4h 59m
Japanese
第Ⅲ部 では、オブザーバビリティ採用の取り組みを勢いづけるために、開始時の障壁の克服と社会的・文化的慣習を変えるのに役立つ新しいワークフローに焦点を当てました。 この第Ⅳ部では、オブザーバビリティの採用が成功し、大規模に実践されたときに何が起こるか、という採用のもう一方の側面について考察します。
オブザーバビリティに関して言えば「規模が大きい」というのは、おそらく多くの人が考えている以上に大きな問題です。 大まかな目安として、1日に発生するテレメトリーイベントが五億から数十億に及ぶ場合、スケールの問題がある可能性があります。 この部で検討するコンセプトは、オブザーバビリティソリューションを(大きな)スケールで運用するときにもっとも痛感するでしょう。 しかし、これらの教訓は、オブザーバビリティの道を歩むすべての人に有用です。
15章 では、オブザーバビリティソリューションを購入するか構築するかの決断を探ります。 十分な規模になると、商用ソリューションの請求が大きくなるにつれて、チームは、単にオブザーバビリティソリューションを自分たちで構築することによって、もっと節約できるかどうかを検討し始めるでしょう。 この章では、その決断にどのようにアプローチするのが最善かについてガイダンスを提供します。
16章 では、オブザーバビリティワークロードのニーズを満たすために、データストアがどのように構成されなければならないかを検討します。 反復的でオープンエンドな調査の機能要件を達成するために、いくつかの技術的基準を満たす必要があります。 この章では、これらの要件を満たすためのモデルとして、HoneycombのRetrieverエンジンのケーススタディを紹介します。 ...