June 2026
Intermediate
804 pages
8h 21m
Japanese
The smaller the function, the greater the management.
—— シリル・ノースコート・パーキンソン
本書でこれまで扱ってきたPythonコードは、すべて小さな断片だった。小規模な作業にはそのようなコードも役立つが、同じものを何度も入力したい人はいない。より大きなコードを管理しやすい部品にまとめ、再利用できる方法が必要だ。
コード再利用の第一歩は、関数である。関数とは、ほかのコードから切り離して名前を与えたコードのことである。関数は任意の型・任意の個数の引数を取り、結果を返す。結果としては次のいずれかが返される。
Noneという値が返される。関数に対しては次の2つのことができる。
Python関数を定義するには、defと入力し、関数名を書き、関数への入力引数を丸括弧で囲み、最後にコロン(:)を付ける。関数名は変数名と同じ規則に従う(先頭は英字または_でなければならず、英字、数字、_以外は使えない)†1。
[†1] 監訳注:これはPython 2までの制限であり、Python 3ではUnicode文字も使用できる。PEP 3131参照。
一度に一歩ずつ進もう。まず、引数を取らない関数を定義して呼び出す。次に、Pythonで最も単純な関数を示す。
>>> def do_nothing(): ... pass
なぜpassが入っているのか。Pythonにおいて、関数本体を空行にできないため「何も処理しない」ことを明示する目的で ...
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